会社説明会は誰もが知っているような貸会議室で

秋元のビジネスコラム  |

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新卒採用も一時の就職氷河期なんて言われていた時に比べればずいぶんと回復したようで、むしろ企業側の方が人材不足で困っているとか。完全に逆転したようです。しかしながら、今の若い人は就職活動で苦労しない分、真剣に職を選べてないようですし、簡単に辞めてしまうようです。確かに、誰がどう見ても日本人の新社会人は幼いです。育った環境により、もちろんしっかりした人もたくさんいますが、幼く見える人が多いです。見た目ももちろんありますが、その一挙手一投足から幼稚だと思うことも多いです。有名大学を出ていても必ずしも優秀だとは限りません。これは経験から間違いなく言えます。

しかし、会社としては、その中から新しい戦力を確保していかなければなりません。そのためにはまず会社説明会を開く必要があります。今時の若い人にありがちなのは、不思議なくらい業界研究も企業研究もしていません。自己分析以前に調べればわかることをしていないのです。なんで受けているのか自分でも分かっていないのです。結局、自己分析ができないからどういう業界や仕事が向いているのかも分からず、みんなが受ける会社ばかり受けて、だんだんと受かったからそこに行き、つまらないから辞めるといスキームに落ちるのです。結局は、主体性のない人間はどこに行っても、何回やり直しても同じことになります。だからこそ、企業側としても学生の主体性を見極めたいはずです。それが会社説明会という場なのです。

ただし、会社説明会という改まった場に来るのは怖いという学生は多いそうです。ましてやそれが企業の本社だと尚更ハードルが上がるといいます。そこで、誰でも知っているような難波御堂筋ホールぐらい有名な貸会議室でやるといいでしょう。来やすいので、学生が集まりやすいというメリットがあります。その中から、見極めていきましょう。まずは母数を集めることが優秀な学生を採用できる確率を上げることになります。

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