ポップな10代向けのものから、上品な50代向けのものまで、ファッション雑誌にはたくさんの種類がありますよね。流行を追うためには欠かすことのできないアイテムですが、完成して販売されるようになるまでに多くの人が関わっています。その中でも、代表的な3つの職業について詳しくお伝えしていきます!
ファッション雑誌のライターとは、雑誌に載せる文章を書く仕事です。アイテムのポイントを解説したり、着こなし術を伝えたり…。また、雑誌の雰囲気に合わせて書くことも重要。例えば、ガーリー系とモード系では、文章を読んで受ける印象が違うと思います。雑誌を読んでいる人はどんな人なのか想像し、楽しんだり買ったりしてもらえるような文章を工夫することが大事なんです。
ファッション雑誌のライターとして仕事をするには、専属のライターとして出版社や編集プロダクションに就職するか、フリーのライターとして雑誌の案件を受ける、という道があります。フリーですぐに活躍することは難しいので、まずは入社して経験を積むのが確実でしょう。未経験でも、文章力さえあれば入社することが可能のようです。
ファッション雑誌のカメラマンとは、雑誌に載せるための写真を専門に撮影する仕事です。スタイリングしたモデルを撮影したり、アイテムを単体で撮影したりします。ファッション雑誌の読者が真似したくなるように、モデルやアイテムの魅力を100%引き出します。基本的にはスタジオで撮影しますが、場合によってはインタビューやイベントに同行することも。
ファッション雑誌のカメラマンになるには、まずアシスタントとして就職し経験を積むことが一般的です。ある程度経験を積んだら、撮影を任されるようになるでしょう。また、カメラマンを目指せる専門学校もあるので、専門的なスキルをすぐに身につけたい方におすすめです。
ファッション雑誌のスタイリストとは、雑誌のモデルや芸能人のコーディネートを行う仕事です。トップスやボトムスはもちろん、帽子や靴、アクセサリーなど…。企画のコンセプトに合わせ、無数にあるアイテムの中からぴったりの組み合わせを探し出します。ファッションの知識やセンスを磨けば、新しい流行を生み出すことも夢ではありません。
ファッション雑誌のスタイリストになるためには、まず服飾関係の専門学校に行く場合が多いようです。東京モード学園のスタイリスト学科のように、より実務に近い経験を積むことができる学校を選ぶと良いでしょう。実際の現場のような経験があれば、新卒でも即戦力として働くことができます。専門学校を卒業したら、スタイリスト事務所のアシスタントとして経験を積むのが一般的。実力が身につけば、フリーのスタイリストとして活躍することも可能です。
ファッション雑誌に関わる職業、ライター・カメラマン・スタイリストについてお伝えしました。ファッション業界が気になる方や、ファッション雑誌が大好きな方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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