介護関係の資格

秋元の資格取得解説  |

介護関係の就職を目指す場合、まずは資格が必要になります。訪問介護員初任者研修課程(ホームヘルパー2級)を修了することが第一歩です。これには取得方法が3通りあります。

1.ハローワークで斡旋する訓練を受けて取得する方法。これはハローワークの支援を受けるので、費用は教科書代の1万円程度。手頃ですが、非常に受講応募の競争率が高く、なかなか入れないのが実情です。

2.専門学校に通って取得する方法。こちらは毎日通学できれば2~3カ月ぐらい、働きながら週1で通学するなら4か月~半年かけて取得します。費用は学校によりますが、9~15万円くらいです。

3.資格取得制度が整備されている介護施設に就職して、働きながら取得する方法。こちらは仕事が資格取得を兼ねるため、給与から受講料を天引きされる形になります。取得するまでにかかる期間は1カ月半~2カ月と短くてすむため、2よりも学費が割安になることもあります。給与も得ながら、効率良く取得できます。

いずれの方法でも、決められた時間数をこなさねばなりません。講義、実技、現場実習で計130時間、試験が1時間と決められています。訪問介護員初任者研修課程を修了後、現場での従業期間が1095日以上、そのうち実際に従事した日数が540日以上あれば、国家資格の介護福祉士を受験することができます。この業界では、資格取得なしに就職できないのが現状です。

« »
  • オフィス秋元新着記事